電子処方箋の導入・運用が始まっています
電子処方箋に関する考えや想い、医療機関と薬局の連携などを紹介

電子処方箋 導⼊事例

施設間連携
電子処方箋により地域全体で患者を支える医療サービスを。病院と薬局との間で積極的に情報共有を行い、地域内の連携も強化
広島県安佐地域 (2023年2月掲載)
広島県安佐地域では、2023年1月20日時点で医療機関5施設と薬局17施設が電子処方箋のシステムを導入しています。地域における電子処方箋の導入は、どのように進められたのでしょうか。また、導入によって、地域医療への貢献や連携の強化などの変化はあったのでしょうか。病院・薬局それぞれの視点で、広島市立北部医療センター安佐市民病院薬剤部薬剤主任部長の宮森伸一さん、びーだま薬局の管理薬剤師で安佐薬剤師会会長の下田代幹太さん、日本調剤株式会社広島支店薬剤部薬剤一課課長の中原千彰さん、日本調剤
安佐北薬局店舗責任者で管理薬剤師の立石朝香さんにお話を伺いました。
※文章中、敬称略。

病院
電子処方箋の導入により医療DXのさらなる拡充へ。中核病院として地域医療活性化の牽引役に
日本海総合病院 山形県酒田市 (2023年2月掲載)
日本海総合病院は、統合医療情報システムの構築、医療DXを積極的に推進し、中核病院として地域医療にも尽力しています。

病院
院内全体で密なコミュニケーションにより運用を確立。患者さんへの丁寧な周知により電子処方箋の利用促進へ
広島市立北部医療センター安佐市民病院 広島県広島市 (2023年2月掲載)
広島市立北部医療センター安佐市民病院は、2022年5月に旧安佐市民病院の移転・再編し、広島県北西部の診療圏をカバーする中核病院として高度急性期・急性期医療を担っています。

薬局
早期導入により、かかりつけ薬局として患者さんのニーズへいち早く対応。処方情報等の活用による安全な医療の提供が、薬局の価値向上につながる
びーだま薬局 広島県広島市 (2023年2月掲載)
びーだま薬局は、1998年の開局以来、「患者さんの健康のために、処方箋の調剤がなくても立ち寄ってもらえるかかりつけ薬局」を目標に、地域医療に貢献してきました。最近(2023年1月現在)では広島県オンライン診療センターや地域の医療機関の新型コロナウイルス感染症の診療に伴う薬の配達や無料抗原検査などにもかかわっており、幅広い活動で近隣住民を支えています。